建設現場での熱中症対策について
2022/01/15
鉄骨鳶の仕事は「体が資本」なので、体調管理を徹底し、特に夏場は熱中症に十分注意しなければなりません。
今回は、建設現場で熱中症にならない為の対策や心掛けについてお伝えしていきます。
建設現場での熱中症対策について
鳶職人をはじめとする建設業者は、屋外で直射日光を浴びながら作業を行います。
なので、あらゆる業種の中でも熱中症による死傷災害件数がずば抜けて多いことが分かっています。
建設現場においての最重要課題ともいえる熱中症対策ですが、実際の現場ではどのような取り組みがなされているのでしょうか。
きちんと休憩をとる
どんなに忙しい現場であっても、「休憩なし」はNGです。
午前の小休憩、昼休憩、午後の小休憩を必ず全員一斉にとり体を休めましょう。
また、休憩時間中は濡れたタオルなどで首元を冷やし、熱中症対策しましょう。
水分・塩分補給
熱中症対策で1番大切なのは、水分補給です。
大量の汗で、体の水分だけではなく塩分も失われているので、水分と同時に塩分もしっかりと補いましょう。
十分な睡眠時間
疲労や寝不足、体調不良なども熱中症の原因となります。
しっかりと睡眠時間を確保し、仕事がある前日は過度なアルコールの摂取は控えるようにしましょう。
体調が悪い時はすぐに周りに伝える
熱中症の初期の症状は、顔のほてりやめまい、腹痛などです。
重症化すると体が水分を受け付けなくなってしまい、意識障害や高体温などが起こります。
作業中に体調の変化を感じた時は、無理せず周りにいるスタッフに伝えて、症状が悪化する前に体を休めるようにしましょう。
まとめ
熱中症が悪化すると、時には死につながることもあるので注意が必要です。
暑さの厳しい夏場は、現場スタッフ全員で、熱中症対策を徹底しましょう。
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