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鳶職と大工との違い

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鳶職と大工との違い

鳶職と大工との違い

2022/03/01

鳶職と大工は、同じ現場で働く機会は多いものの、仕事の内容としては全く別の仕事となります。
今回は鳶職と大工との違いについてお話します。

鳶職

鳶職とは、工事現場の足場を組むのが主な仕事です。
仮設足場という足場を組み、建設現場や高所での作業を行います。
また鳶職は、足場鳶、鉄骨鳶、重量鳶に分けられます。

足場鳶

一軒家からビルやマンションなどの足場を組んでいきます。
あらゆる建設現場で活躍します。

鉄骨鳶

主にビルやマンションなど大型建設現場の、鉄骨材を組んでいく専門の鳶職です。
鉄骨材を組んでいく為、鉄骨を必要とする現場が限定になります。

重量鳶

建物内部の重量物設置を行う鳶職で、大型のクレーンを使用するなど専門性の高いお仕事です。。
重量鳶は、鳶職といえども高所の作業では無いこともあります。

大工

大工とは、木材を加工して施工するお仕事です。
こちらの大工もいくつかの種類があり、宮大工・建設大工・型枠大工・造作大工の4つに分けられます。

宮大工

宮大工とは、神社や仏閣などの伝統建設を手掛ける職人を指します。
一人前になるには10年以上の修業が必要とされ、大工としては憧れの職といえます。

建設大工

建築大工とは、いわゆる一軒家など木造建築の施工を行う職人を指します。

型枠大工

鉄筋コンクリートの建物を建てる際、型枠という器を組み立ててコンクリートを流し込む作業が必要となります。
その型枠を作るのが型枠大工です。

造作大工

造作大工とは、建物の内部をつくる職人を指します。
扉や床、階段や敷居などの室内装飾を手掛け、内装の仕上がりは造作大工の腕によって左右されます。

まとめ

鳶職とは、足場を組む専門業者であるという認識で良いでしょう。
それぞれに専門性があり、それぞれが重要な仕事の役割を担っています。

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