作業着の裾上げの方法
2022/02/22
作業着を店舗で購入すると、裾上げサービスが付いてくる事が多いでしょう。
しかし、ネットでの購入や店舗によっては裾上げサービスが無い場合もあります。
そんな時のために、裾上の手順を知っておいて損はありませんよね。
そこで今回は、作業着の裾上げの方法について解説いたします。
裾上げの下準備
まず裾上げをするための下準備をしていきます。
一度、作業着を履いてみて、好みの長さの所で折り曲げておきます。
作業着を脱いで、好みの長さに折り曲げた箇所に印、もしくはアイロンなどで型を付けておきます。
裾上げの際は何度か折り曲げて縫っていきますので、好みの丈の長さと裁断する箇所は異なります。
作業着を裏返して、型を付けたところまで裾を折り返していきます。
この時も、折り返す度にアイロンで型を付けていくと縫いやすくなります。
手縫い
ミシンを用意できない場合、針と糸を準備して手縫いをするしかありません。
手縫いの場合、ミシン程の強度はありませんが、正しい縫い方をする事で綺麗に仕上げる事が出来ます。
下準備をして、折り目に沿って裏側から針を刺していきます。
間隔は5mmほど開けながら「まつり縫い」で仕上げます。
裾上げテープ
裁縫が苦手な方や忙しい方には、簡単に裾上げ出来る「裾上げテープ」というものが便利です。
誰でも裾上げが簡単にできる点が魅力ですが、簡易的な方法であるため丈夫な仕上がりにはなりません。
しかし、針も糸も不要という事で主婦の間で注目を集めています。
アイロンを上から数秒当てるだけで接着できます。
接着方法や種類も生地に合わせて色々ありますので、しっかりと作業着の生地に合ったものを選ぶようにしましょう。
簡易的であるため、洗濯する度に接着部分が弱まっていくという点がデメリットです。
ミシン
自宅にミシンがある場合は、ミシンで裾上げを行います。
ミシンの場合、手縫いや裾上げテープと違って、生地に左右される事はありませんし、縫い目の強度が全く違ってきます。
こちらも同様に下準備をしっかりと行い、折り目に沿って1周縫っていきます。
最も確実で頑丈な裾上げが可能となります。
まとめ
男性のひとり暮らしだったり、寮での生活をする場合、裾上げをするのも一苦労でしょう。
しかし、知識として知っておくことで自分で裾上げする時もスムーズに行えるのではないでしょうか。